No.006
極上の体験を手に入れよう!
ボートフィッシングの楽しみ方とは?

ボートフィッシングとなると、釣りの可能性はさらに広がりますよね!
自分だけの特別な場所にボートを走らせ、こだわりの仕掛けを頼りに狙った獲物を仕留める!
極上の釣りの楽しみ方をお伝えします!


こんにちは!フィッシングナビゲーターの伊丹章です!
前回の記事では
フィッシング時のおすすめマリンファッション!を通して、
快適で楽しい船上での生活を送るために必要な知識をお伝えしました!

ということで今回は 「ボートフィッシング編」

新人のころ、番組ロケで船釣りのリポートをさせていただいた内容は、
電動*リールを活用した*タックルで鯛を狙うというものでした。
*リール・・・釣り糸を巻く役割を持った道具
*タックル・・・釣りに使う道具の総称

そのとき見たタックルは、
「この竿を一日中持っていると筋肉痛になりそう~鯨でも釣りあがりそう…」
と当時素人だった僕が思ったほどの、大きなものでした。
少し大げさな表現ですが…

さて、目標のポイントに到着し、タックルを、
船べりに設置した「ラーク」(竿置き)にセッティング!
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(船べりにラークをセッティング中の伊丹さん)
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(セッティング完了)

「こんな感じ!」

当時の写真はありませんが、その時は 「船での*フカセ釣り」でした。
*フカセ釣りとは・・・ウキを使用せず、仕掛けを海中に漂わせて(フカセて)魚を誘う釣り方

今ではスタンディングで、ロッド(竿)を手に持ち、ロッドのティップ(竿先)か、
手元で当たりを取るルアーフィッシングをすることが多いのですが、
実はボートの置き竿で当たりを取る釣りも、大好きですね。
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この真鯛釣りは、竿をラークに装着したまま軽く100メートル以上ラインを出していき、
その先の漁礁に集まっている真鯛に刺し餌を送り込む 「横に狙っていく」釣りでした。
その刺し餌を真鯛がくわえると、ゆっくり流し出していたラインが、
一気に音を上げてダッシュしたりするんです!
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釣りあげた瞬間は気持ちいいですよ!
確かその後は、竿を手持ちに変えてラインを止め、
合わせを入れたり、電動で巻き上げる…。

時には、わざと手巻きで魚の引きを味わった記憶もあります。

その他、大阪湾でよくしていた置き竿の釣りは、
同じくラークに竿を掛けて、
太刀魚テンヤを海底から水面に向けて電動リールでゆっくり巻き上げる。

つまり 「縦に誘っていく」釣りですが、
竿先に出る太刀魚の強烈な当たりも繊細な当たりも、
眼で見て楽しみながらその時の状況に合わせて*フッキングさせる!

*フッキングとは・・魚の口に合わせて、針を引っかけるテクニックのこと

上記の「横に狙っていく釣り」と「縦に誘っていく釣り」以外にも、
途中で釣り人がラインを手で操作して、手釣りのような誘いの仕草も入れたりしながら、
より当たりを増やすなど、様々なコツがあります。
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ほとんどのボートに取り付け可能なロッドホルダーを活用すれば、
アフトデッキ(後方デッキ)に装備したアフトステーションスペースからの操船で、
手前船頭をしながらポイントに入り仕掛けを入れる、
そして釣り方によっては潮や風を見ながら釣りやすいように船を操船し
微調整が出来るなど、ボートフィッシングの楽しさ倍増です!

魚を釣り上げたときには、「釣れた」のではなく、
自分が狙い通りに「釣った!」魚であることに自信を持ち、
一層ボートフィッシングの楽しさに気づくことでしょう。
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伊丹はボートでのルアーフィッシングをすることが多いですが、
実は餌を使って置き竿でのボートフィッシングも大好きです。
皆さんも各釣具メーカーさんから出ている便利アイテムを活用して、
自分流のボートフィッシングを見つけてみてくださいね!
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いかがでしたか?

次回は
「この週末は何しよう?ボートだからできる遊び方をご提案!」
ボートフィッシングならではの違った楽しみ方をお伝えします!

それでは次回もお楽しみに!
 

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