No.021
【伊丹章のボートフィッシング・ナビ】
EX30Bでの小豆島周辺でのタイラバゲーム

フィッシングクルーザー「EX30B」での釣行レポートの最後は、
瀬戸内は小豆島周辺での真鯛釣り!
釣行後「EX30B」を陸揚げしてのメンテナンスの様子もお伝えします!
 

 
こんにちは。フィッシングナビゲーターの伊丹 章です。

前回の「牛窓沖でのコウイカフィッシング」、
おたのしみいただけましたでしょうか。
今回のターゲットは、この連載で最初に紹介した真鯛に再び挑戦。

今度は播磨灘から場所を変え、
小豆島周辺でポピュラーな「瀬戸内真鯛釣り」をナビゲートさせていただきます。
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こちら、いつも乗船させております、
ヤンマーのフィッシングクルーザー「EX30B」!
前回の「牛窓沖でのコウイカフィッシング」でもお世話になった、
小田さんのボートです。
牛窓のマリーナを出船して15分ほどで、
真鯛の狙える有名なポイントに到着しました。

ここは島などに囲まれ、
3方向から潮が当たって抜けていくようなポイント。
GPSで自船の位置を常に確認しながら流さないと、
潮の当たる中央付近には、
満潮時には海中に姿を消す岩が存在します。
そして、そんな大きな障害物の周りで真鯛のアタリが出るのです!
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水深20mほどの浅いラインを流していると、
自ら操船していたボートオーナーの小田さんが、さっそく真鯛をゲット。
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フィッシュグリップでつかんで、ご満悦です。

伊丹は頻繁に小田さんの「EX30B」に乗せていただくのですが、
一つのポイント内で船を流し直す時は、
二箇所操船が可能な「アフトステーションスペース」での操船が、
とてもGOODです。
静かなスロー走行で潮上までのぼり、
EX30B」をポイントにそっと置きます……
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自分のボートで、自ら魚に近づいていく緊張感。
ドキドキでたまりません!
頭の中には、いろんな戦略が広げられています。

まず始めに伊丹がセットしたタイラバは
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「鯛乃実TG」(メジャークラフト)!
https://www.majorcraft.co.jp/lureitem/10889
ヘッドはレッドゴールドで「TG(タングステン)」素材、
ネクタイはレッドとブラックのゼブラカラー。
伊丹は、いつもファーストコンタクトでは、
この組み合わせのカラーをチョイスします。

そして、タイラバを底まで落とし、あとは基本的に「リールを巻くだけ!」
巻くだけで魚の王様「真鯛」が釣れてしまうのですよ。
ホント申し訳ないくらい簡単です。
 
しかし! 何度ポイントを流し直しても、アタリは出るけどフッキングまでには至らず。
何かが合っていないのでしょうね。
EX30B」の船尾、アフトデッキの船べりには、
鯛サビキの時に活用していた第一精工の竿受け「チビラークロングタイプ」(https://www.daiichiseiko.com/products/4968/)と、
「ウルトラマグネット」(https://www.daiichiseiko.com/products/5042/)が装着されたままでした。
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「サビキ釣りでも、やってみようかなあ?」と、心が揺れます。

サビキの誘惑に心が揺れますが、もちろんタイラバのままで続行。
PEライン0.8号にナイロン系ラインの5号をリーダーとして結んでいたのを、
ナイロン系ラインの3号にサイズダウンしました。

もちろん、結びかえる時に出る糸クズは、その辺に放置せず
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「切れ端×糸クズワインダー」(第一精工)のケース内に、糸クズを少し入れ
https://www.daiichiseiko.com/products/5330/
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写真では中指のところにあるワインダーを回して糸クズを巻き取り
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親指で回転シャッターを閉じます。

「切れ端×糸クズワインダー」にしっかり収納しておけば、
風が吹いたりした時にも、糸クズが飛んでいってしまう心配もありません。
ちゃんと自宅のゴミ箱まで持ち帰れますので、
船上はもちろん、海も地球もキレイに保てますね。

さて、リーダーをサイズダウンしたのがよかったのか、
豪快な節のあるアタリをとらえてキャッチした真鯛は
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キレイな良いサイズの瀬戸内真鯛! です。

実はワタクシ伊丹、リーダーを交換しただけでなく、
タイラバのネクタイもオレンジ系のカーリー形状にローテーションしていました。
何が好釣果につながったのでしょうね?
「巻くだけ」ですが、やっぱり奥が深い~。

EX30B」は、いつ見ても惚れ惚れする先進のスタイリングですよね。
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相変わらずアタリを出し続ける、オーナーの小田さん
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今回も先手、先手を打って、タイラバを攻略していきます。
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浅場なので、たまにはエンジン音を消して静かに魚を誘います。
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聞いた話では、ワームを付けるタイプのタイラバにして、
タイラバ全体のシルエットをデカくしたほうが、真鯛もマゴチもよく釣れる時があるそうです。
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いろんなルアーや仕掛けをどんどんローテーションしていくことがカギになりますから、
マイボート内にいろいろとストックされていると、一層楽しめそうですね。

特に「EX30B」は収納スペースが多いので、
あれこれ用意しておきたいマメな方にもおすすめのボートです。

さて今回は、釣りを終わった後の過ごし方についても紹介しましょう。
タイラバ釣りの翌日、ボートオーナーの小田さんは、
EX30B」をニシナマリンさんで陸揚げしました。
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小田さんはキャビン内の清掃!
釣り仲間が船底を洗浄し、ワックスまでかけてピッカピカに仕上げておられました。
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EX30B」は、ドライビングと釣りの楽しさを、思う存分満喫させてくれますね。
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●『海の「もしも」は118番』
命を守るライフジャケットを、必ず全員着用しましょうね
 
【伊丹 章】…釣り番組「四季の釣り」のフィッシングナビゲーターを
20年以上務める関西のマルチタレント。
ヤンマーボート「EX30B」「EX38」などのカタログにも出演しています。
(伊丹章webサイト)https://www.itamiakira.jp/
 

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