No.016
【伊丹章のボートフィッシング・ナビ】
「釣れる時に、釣れる魚を狙う!」ボートキャスティングゲーム編

キャスティングで仕留めた魚とのファイトは釣りの醍醐味の1つ!
マイボートならではの安全、快適なキャスティングゲームの楽しみ方をご紹介します!

 
「みなさん!快適なボートフィッシングを楽しんでいますか?」
こんにちは。フィッシングナビゲーターの伊丹 章です。

さて、「釣れる時に、釣れる魚を狙う」をテーマにした連載シリーズも、今回が最終回。

ヤンマーのフィッシングクルーザー「EX30B」のボートオーナー、
小田さんの協力を得て、岡山県牛窓から釣行に出たワタクシ伊丹。

小豆島沖での「タイラバ編」、潮が変わった後での「マイクロジギング編」に続き、
今回は「ボートキャスティングゲーム編」をお届けします。

前回は、潮が上げる中で、大ハマチの連続HITが続いている中で、
いつの間にか小田さんが、タックルをキャストロッドに変えていたのですが……。

実は、ナブラ(小魚の群れが大型の魚に追われて、
局所的に海面に姿を現し逃げる様子)を発見した小田さん。
さっそく、船首からルアーをキャストしていたのです。

今度はワタクシ伊丹が、「EX30B」のアフトデッキ(後部デッキ)に
オプション装備された「2カ所操船」装置を操り、
そろ~っとナブラを追いかけます。

そして、小田さんが「HIT!」
1-5-10_img02.jpg
 
船首(バウデッキ)では、小田さんが気持ちよく魚とのやり取りを楽しまれています。
狙い通り釣り上げたのは……
1-5-10_img03.jpg
 
良いサイズの、おいしそうなサバです。
まるで伊丹が釣ったかのような自撮りになってしまいましたが、
こちらは小田さんの釣果です(汗)。

われわれ2人は同じタックルを使っておりまして、
1-5-10_img04.jpg
 
ロッドは、「アキパラLSJ(伊丹 章オリジナル)」
(メジャークラフトの「ソルパラ」SPX-962LSJがベースのカスタムロッド)(https://www.majorcraft.co.jp/roditem/10028

ジグは、メジャークラフトの「ジグパラTG」
https://www.majorcraft.co.jp/lureitem/8364)のイワシカラーで、
これをナブラのさらに奥までキャストし、表層をやや高速巻き。

すると……ジグがナブラのエリアを通過する前後の、どこかでHIT!
ドキドキの瞬間があります。

キャスティングで仕留めた魚とのファイトは、
いつも以上に元気に走ってくれているような気がするものです。

「EX30B」でのキャスティングは、
やはり船首(バウデッキ)からが一番やりやすく、何より安全にキャストできます。
1-5-10_img05.jpg
 
ご覧の通り、ヤンマーのフィッシングクルーザー「EX30B」のバウデッキは広大!
1-5-10_img06.jpg
 

標準装備のバウレール(ステンレス製の手すり)は、
舳先(へさき)まで延びているので、安心してキャストができますし、

1-5-10_img07.jpg
 
魚とのファイトも自由が利きますし、
1-5-10_img08.jpg
 
ジグやルアーを泳がせているときも、レールに安定して身を任せられます。
1-5-10_img09.jpg
 
このレールはキャビンの横まで続き、アフトデッキ手前まで延びています。
1-5-10_img10.jpg
 
そのうえ、キャビンの屋根の両端エッジ部分には、
ストームレールが標準装備されています。

船上で前後を移動するときには、手すりとして使えるので安心感があります。
かゆいところに手が届く、数々のレール! GOODですよね。
1-5-10_img11.jpg
 
「EX30B」でのキャスティングはストレスフリーで快適、安全。
ついつい笑顔がこぼれてしまいます。

伊丹:「小田さん、今度は左舷、9時の方向にナブラが!」
1-5-10_img12.jpg
 
ワタクシ伊丹も、ロッド「アキパラLSJ」を手に取り、
1-5-10_img13.jpg
 
ルアーは、ジグからプラグ系にチェンジ。

キャストすること3投目、
「伊丹もHIT!」
1-5-10_img14.jpg
 
長さ9.6フィート(約2.9m)のロッドがきれいに曲がったまま、魚信を手元まで送ってくれます。
海面から姿を現したのは~
1-5-10_img15.jpg
 
丸々と肥えたハマチですね。

その後も、ボートオーナーの小田さんと伊丹は
1-5-10_img16.jpg
 
キャストと操船係を交代しながらナブラを追いかけ
1-5-10_img17.jpg
 
アフトデッキの床下にある大型イケスに、ハマチとサバを追加していきます。
1日のフィッシングクルーズ中、天気の変化はもちろん、
潮の動きやベイトの状況など、海の様子は刻一刻と変わり続けていきます。

マイボートだからこそ、より自由に対応していくことで、
釣れる時に、釣れる魚を狙う”ことも可能ですね。
1-5-10_img18.jpg
 
伊丹:「今度はどんなドラマが待っているんでしょうね」
EX30B:「明日も出航しましょうか。釣らせてあげますよ」
そんな会話をしたように思ったので……明日も出船です!

ところで、自動車と同じようにボートにも保険があるのでしょうか?
万が一に備えて、ボートの世界にも各種の保険が用意されています。
ボートオーナーの小田さんは愛艇の「EX30B」に、
「ヨット・モーターボート総合保険」を、ちゃんと掛けられています。

保険代理店の担当者に聞いてみたところ、
基本補償の「船体保険」、「賠償責任保険」に加え、
「搭乗者傷害保険」、「捜索救助費用保険」などのオプションもあるようです。

マイボートをお持ちの方、「双葉車輌」(https://futaba-car.jp/)の担当・山本さんに、
お気軽に相談してみてください。

備えあれば憂いなし……ですね。
1-5-10_img19.jpg
 
 
●『海の「もしも」は118番』
命を守るライフジャケットを、必ず全員着用しましょうね
 
【伊丹 章】…釣り番組「四季の釣り」のフィッシングナビゲーターを
20年以上務める関西のマルチタレント。
ヤンマーボート「EX30B」「EX38」などのカタログにも出演しています。
(伊丹章webサイト)https://www.itamiakira.jp/
 

こちらの過去の記事もおすすめ