No.017
【伊丹章のボートフィッシング・ナビ】
Zarpa28での播磨灘タイラバ釣行(前編)

今回は、自由度の高い広々としたスペースと
磨き抜かれた充実のフィシング機能で人気の
Zarpa28での、播磨灘タイラバ釣行をレポートします!
愉快な仲間との楽しいタイラバゲームの様子をお楽しみください!

 
「みなさん!快適なボートフィッシングを楽しんでいますか?」
フィッシングナビゲーターの伊丹章です。

さあ今回は、フィッシング機能も充実したヤンマーボート『Zarpa28(LF28Z)』から、
播磨灘のタイラバ釣行をリポートさせていただきます。
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Zarpa28(LF28Z)』はご覧のとおり、船上のどこから竿を出しても、
ひざ上あたりまで船体の側面が立ち上がっていますので、
安全に、そして快適に釣りに集中することができると思います。

そして、ワタクシ伊丹が腰を掛けているバウデッキ(船首)部分は…
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ほどよい高さに収納段差があり、釣りの準備もしやすく、
もちろんここに腰掛けてじっくり竿を出すことも可能です。
また、足元にはクーラーボックスやタックルBOXを余裕で置ける広々としたスペースがあり、
ボート内に自分の釣り座ができたような感じです。

今回は「タイラバゲーム(鯛かぶら)
仲間と、今日の釣果を予想するトークを楽しみながら、まずはタイラバを海底まで落とします。
そして海底にTouch&Go!でリールを巻き始めると、
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「伊丹、HIT!!」 幸先良すぎます。
節のある魚からの信号を手元で感じながら巻き続け、海中から姿を現したのは、もちろん!
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綺麗な赤いカラーの!
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瀬戸内の「マダイ」です。きれいですよね~。

伊丹が朝イチの第一投目からチョイスしたタイラバは……。
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60gのレッドゴールドカラーのヘッドに、
カーリーなネクタイが装着されたタイラバ「鯛乃実TG」(メジャークラフト)。
「TG」とはタングステン素材のことで、TGは鉛に比べて比重が高いので、
同重量でもTGの方がシルエットサイズが鉛より小さくなります。

ということは……
水抵抗も小さいので沈下速度が速くなり、底取りもしやすくなるわけです。
つまり、潮の流れが例え速くても、また初めてタイラバ釣りに挑戦される方でも、
しっかりと底取りがしやすいのでお勧めです。

と言っていると~!
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キャビン後方で操船しているはずの
土遠キャプテン(赤穂ヤンマー㈱)…我慢できずに釣ってるじゃないですか!
釣りキチな土遠さん!我慢できるはずないですよね!

その横から、同船してる田村さん(ヤンマー舶用システム)が、
田村:「これはデカイよ~!」
と、タモ網を持って
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カメラにフレームイン!
「あの~土遠キャプテンに被っていますけど…。」

穏やかで静かな海域に、朝イチからベイトリールのドラグ音が響き、
ラインが出ます。これは大物の予感。
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ロッド(竿)の弾力を活かしながら魚をリフトアップし、巻ける時にリールを巻く。
たまらなく緊張するけど、一番楽しい瞬間とも言えますね。
すると、田村さんがいきなり!
「エイ!」
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『ザブン~ッ!』タモ網を海中に一刺し!
田村:「この魚か!」
土遠:「いやいや、まだ魚も見えていないし~、全然まだ早いわ。」
あの~田村さん。緊張感のある瞬間だったのですけど、喜劇にしないで…。
土遠キャプテンと田村さんもは仲良しで、まあいつもこんな感じです。
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やっと魚が姿を現しました!
田村さん、タモ網を入れるのは今ですよ~。
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「GET~!」
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ご覧のように大の大人が二人で、
軽く爆笑コントもしながら楽しめるほどの広々としたデッキスペースが、
Zarpa28(LF28Z)』にはありますね。

魚の王様!Goodサイズのマダイを、土遠キャプテン自らGETです。
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土遠:「ここ数日はゴールド系、もしくはレッド系のネクタイがよく当たっているよ、
    カーリーも良い感じ。
    これくらいの大きな真鯛は『コツッ!』と前アタリが出ることが多いから、
    そんな時も慌てずに巻き続けてみてね。気持ちいいよ~」

など、アドバイスをたくさんくださりました。ありがとうございます。

そんな騒がしい二人をよそめに、バウデッキで伊丹は、さらにイメージを膨らませながらタイラバ中。
「当たってる~」
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タイラバはアタリがあってもロッド(竿)で合わせずに、巻き続けるのが基本。
この釣りは、特に初めて釣りをされる方や、お子さんでも、簡単に高級魚が狙えますよね。

伊丹:「何か引きが違う~」
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良いサイズのフラットな魚…
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「ワニゴチが姿を見せてくれました。コチもよく引きますよ!」
ちなみに伊丹のタイラバも土遠さんのアドバイス通り、ゴールド系のネクタイに交換しています。

土遠:「潮が止まったので、違うポイントに移動しま~す」
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ここはボートの機動力を生かして、
今!ベストなポイントに移動できるのも、ボートフィッシングの魅力。
その間に、船尾のスペース「アフトデッキに腰を掛けてタックルチェック。

ちなみに伊丹のタックルは、
メジャークラフトさんのロッド「フルソリ」のタイラバ専用ロッドに、
PEライン0.8号を200m、ベイトリールに巻いています。
その先にはナイロン系のライン4号をリーダーとして3ほど結び、
タングステン素材(TG)のタイラバ60gを付けています。

ポイント移動中に、先ほどのワニゴチの歯でザラザラになったリーダーを交換です。
PEラインとリーダーを編み込む(ノットを作る)のに便利な、「ノットアシスト2.0(第一精工)」で、
強度のあるFGノットを施します。
 
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さて、次のポイントに着くと、
いつも応援してくださっているボートオーナーさんと遭遇。
沖合で情報交換できるのも、
ボートオーナーさんならではの楽しみの一つだったりしますよね。
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釣果情報だけではなく、ドリンクの差し入れまで……ありがとうございました。

さあ、新境地でいち早くタイラバを海底に落としてリールを巻き出した田村さんの竿に、
早速タイらしきアタリが出ています!

ついに大型真鯛が微笑んでくれたのでしょうか!?
それとも、今日はお茶目なタモ入れ係で終わるのでしょうか!?
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田村さんの釣果はいかに!?
播磨灘でのタイラバゲーム、後編へ続く……。
 
 
●『海の「もしも」は118番』
命を守るライフジャケットを、必ず全員着用しましょうね
 
【伊丹 章】…釣り番組「四季の釣り」のフィッシングナビゲーターを
20年以上務める関西のマルチタレント。
ヤンマーボート「EX30B」「EX38」などのカタログにも出演しています。
(伊丹章webサイト)https://www.itamiakira.jp/
 

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