No.004
ぜひ知っておくべき!ディーゼルボートのウソ・ホント?

ディーゼルボートって色々と大変そう...と勝手に思い込んではいませんか?
今回はそんな不安に思うことをQ&A形式でお答えし、
ディーゼルボートに対する間違った認識を払拭しましょう!

 
前回は「いいとこ取りのマイボートを!入門艇としておススメのドライブ船とは?
を通してヤンマードライブ船の魅力をお伝えしました。

前回お話したように、
船は一般的に船内機、船外機、船内外機の3種類に区別できます。

その中でも、ヤンマーでは船内機と船内外機にディーゼルエンジンを搭載した船を
「ディーゼルボート」と称しお客様へ提供しています。
 
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しかし、ディーゼルボートには誤解されがちなイメージが浸透しています。

「振動が大きいのでは?」

「騒音が大きいのでは?」

「煙が黒いのでは?」

「ガソリン艇より価格が高いのでは?」

このように思われる方が多いのは事実です…。

そこで今回は、そのような認識を払拭して、
「ディーゼルボートって何がいいの?」という疑問にお答えします!
 

ディーゼルボートQ&A


ディーゼルボートに対して不安に感じていることをQ&Aでお答えしていきます。

① Q. 振動が大きいイメージがありますがどうなんでしょうか…
 
A.アウトボードよりは振動が大きいです。しかし高性能ゴム製の
*フレキシブルマウントでエンジンを固定しているため、
振動の共鳴を十分に抑えることができ、快適に過ごすことができます。
*フレキシブルマウント・・・振動を吸収する部品
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② Q. 騒音が大きいのが気になります…

A. 騒音の一番の原因は排気音。
しかし、ヤンマーのディーゼルボートは排気ガスとエンジン冷却水を
ミキシングして排気(湿式排気)する方法で、排気音をグンと抑えています。
また機関室の遮音効果も独自の技術で十分抑えられています。
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③ Q. 煙が黒いって本当ですか?

A. 本当です。黒鉛の中身は主にスス。
しかし、*ブーストコンペンセータの採用で、加速時の余分な燃料噴射を制御し、
排気ガスを抑制しています。

また多くの黒煙の原因は、急発進や急加速によるものです。
エンジンやドライブの故障に繋がることから、
急発進や急加速を控える事によって黒煙を抑制しましょう。

*ブーストコンペンセータ・・・燃料の噴射をコントロールする装置のこと

さらに、燃料効率がよいディーゼルエンジンは、ガソリンエンジンに比べ、
地球温暖化に多大な影響を及ぼす原因の一つであるCO2(二酸化炭素)の発生量が
格段に少なく、環境にやさしい海の原動力として再認識されています。
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④ Q. ガソリン艇より価格が高いのがどうしても気になります…

A.舶用ディーゼルエンジンは強度の高い素材を使い、耐久性を高めています。
結果、ディーゼルボートはエンジン本体の価格差が大きいので、
船体価格では割高になってしまいますが、
燃費がいいのでランニングコストはグンと低いのです!
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(例)24ftのボートで燃料費を簡単に計算してみると…
ヤンマーディーゼル艇 :115馬力
船外機        :150馬力

1日釣行での燃料費 (※ディーゼルの免税を使用した場合のご参考燃料費)
ヤンマーディーゼル艇 :4,500円
船外機        :11,000円

6,500円もの差が!

毎週釣りに出かけるとすれば…
月4回×6,500=26,000円

年間で計算すると…
26,000×12= 312,000円!

さらに、ディーゼルボートはメンテナンスをしていれば、
買い替えるリスクは少なくなります。

3年間で見てみると・・・
3年×312,000円=約100万円の差が!!
(※上記データは使用環境、燃料費で差が生じます。ご参考までに。)

環境へのやさしさで選ぶなら、なるほどディーゼルボート!
コスト面で比べても、やっぱりディーゼルボート!
という訳です。
 

ディーゼルボートが好きになるおいしい情報

 
ここではディーゼルボートが好きになる数々のメリットをお伝えします。

① エンジン始動がラク
ディーゼルエンジンは、高圧縮による始動であるため、
冬でも一発でエンジンが始動します。
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② 長時間のスロー運転ができる
長時間での低速運転を続けてもエンジンのコンディションは変わることなく、
粘り強さと安定したパワーを発揮します。
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③ 信頼性、耐久性に優れている
マリンエンジンに求められる最大のポイントは信頼性です。

電気系統部品が少ないため、塩害や湿気に強く、エンジンの造りが丈夫なので、
耐久性に優れ、高い信頼性を誇っています。(メカ式エンジンの場合)
毎日使われる漁師さんのエンジンでも10~15年は使用されていることから
定期的にメンテナンスをしていれば長年にわたって使用することができます。
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④ 電力が確保できる
アイドリングで発電量が得られるので、発電機や主機前駆動式エアコン、
ポンプ、魚探、ウィンチなどの搭載機器が活用できます。
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⑤さらにここ!!免税軽油を使えばさらに経済的
ディーゼルエンジンはガソリンよりも安価な軽油を使えるうえに、
軽油は船舶用途では免税となるため、さらに燃料費を抑えることができます。(2019年7月現在)
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申請方法は下記になります。
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詳しくはヤンマーのお店へお問い合わせ下さい。(お店を探すはこちら)

⑥ 燃費がよく、航続時間が長い
ディーゼルエンジンは空気だけを圧縮するので、熱効率が高く、
燃料消費率は小さいため、燃費がよくなります。
そのため、同じ燃料の量で比べると走航できる時間も長くなり、
安い燃料費とあいまって、ランニングコストを抑えることができます。
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いかがでしたか?
ディーゼルボートって奥が深い…!

これまで、ディーゼルボートに乗ったことが無い方は、
是非この機会に挑戦してみてはいかがでしょうか?
 

次回「ヤンマーボートオーナーが本音を語る!購入の決め手とは?」では
ボートオーナーにボートの購入の決め手や納船後の感想についてインタビューしました。

それでは次回もお楽しみに!
 
 

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