No.008
役に立つこと間違いなし!
ボートの保管場所を検討する上で大切なコトとは?!
ボートの保管場所選びはボートオーナーにとって重要なポイントです。
保管場所選びの基本的な考え方やメリット・デメリットをご紹介します。
ひと工夫することで新しい余暇の過ごし方もご提案!
「夢のマイボートを手に入れたい!!」
「でも一体どんな費用がかかるのか??」
ということで前回の内容は
「ボートっていくらかかるの? 買う前に必ずチェックしたい費用3つ」を通して、
船体費用、固定費用、変動費用と大きく3つに分けてご説明しましたね!
今回はその中で、ボートオーナーとして、もう一つ知っておくべき重要な要素、
「ボートの保管場所」について、詳しく説明したいと思います!
「念願のボートを手に入れた!やったぜ!これで自分のマリンライフが待っている!」
と、喜んでいるあなた。
「ボートを保管する場所は決まっていますか?」
「な、なんだって!!完全に忘れていた…(汗) ど、どうしよう…助けて…」
なんてことはおそらくないとは思いますが、
ボートオーナーが必ず直面する
”マイボートの保管場所”
でも実際には
「何を基準にしたらいいんだろう…」
「どこに保管したらいいんだろうか…」
「費用はどれくらいかかるんだろうか…」 など
と、喜んでいるあなた。
「ボートを保管する場所は決まっていますか?」
「な、なんだって!!完全に忘れていた…(汗) ど、どうしよう…助けて…」
なんてことはおそらくないとは思いますが、
ボートオーナーが必ず直面する
”マイボートの保管場所”
でも実際には
「何を基準にしたらいいんだろう…」
「どこに保管したらいいんだろうか…」
「費用はどれくらいかかるんだろうか…」 など
そこで今回は保管する場所を選ぶためのポイントを3つご紹介します。
※今回の記事はプレジャーボートをマリーナ、もしくは*ボートパークで保管した場合を想定した
記事となりますので、ご了承ください。
*ボートパーク…簡易的な保管施設やトイレ、駐車場が一体的に整備された施設。
簡易型マリーナともいえる。
- 基本的な保管場所の考え方
- 保管場所は陸上保管?それとも海上保管?それぞれのメリット・デメリットをご紹介
- 保管場所をひと工夫することで可能となる、新しい余暇の過ごし方をご提案
※今回の記事はプレジャーボートをマリーナ、もしくは*ボートパークで保管した場合を想定した
記事となりますので、ご了承ください。
*ボートパーク…簡易的な保管施設やトイレ、駐車場が一体的に整備された施設。
簡易型マリーナともいえる。
基本的な保管場所の考え方
保管場所を考える上で、ポイントとなるのが、
主にこの3つだと思います。
「安く済ませたいけど、安全面も大事だな~」
「しっかり保管したいけど、こんな遠くの場所にあるのか~」 など、
ベストは近くて、安くて、安心できるところで保管したいというのが本音ではないでしょうか。
まずは何を一番優先すべきか考えてみましょう!
- 費用
- 環境(次項で説明します!)
- ロケーション(次々項で説明します!)
主にこの3つだと思います。
「安く済ませたいけど、安全面も大事だな~」
「しっかり保管したいけど、こんな遠くの場所にあるのか~」 など、
ベストは近くて、安くて、安心できるところで保管したいというのが本音ではないでしょうか。
まずは何を一番優先すべきか考えてみましょう!
費用について、まず考えるのは
マリーナにするのか、ボートパークにするのか。
前回の記事でも述べたように、
ボートパークであれば、
比較的リーズナブルな費用で係留することができます。
一方で、本格的なマリーナであれば、係留だけでなく、燃料補給やメンテナンス体制など、
単に船を置く施設にとどまらず、ホームポートとしての機能があるところに魅力を感じますよね。
ただし、マリーナの場合、年間契約となる場合が多いので、
どんなサポート内容が含まれているのか、どのサービス費用が別途発生するかは
マリーナの契約内容次第になってきます。
各地域のマリーナによっては、サービスや機能はそれぞれ違いますので、
気になるマリーナをぜひお調べください。
(全国マリーナ検索)
https://boating-japan.jp/db/marina/index.php
マリーナにするのか、ボートパークにするのか。
前回の記事でも述べたように、
ボートパークであれば、
比較的リーズナブルな費用で係留することができます。
一方で、本格的なマリーナであれば、係留だけでなく、燃料補給やメンテナンス体制など、
単に船を置く施設にとどまらず、ホームポートとしての機能があるところに魅力を感じますよね。
ただし、マリーナの場合、年間契約となる場合が多いので、
どんなサポート内容が含まれているのか、どのサービス費用が別途発生するかは
マリーナの契約内容次第になってきます。
各地域のマリーナによっては、サービスや機能はそれぞれ違いますので、
気になるマリーナをぜひお調べください。
(全国マリーナ検索)
https://boating-japan.jp/db/marina/index.php
さらにもうひとつ考えるべきなのは、
船の全長と全幅によって、保管金額が変わるということです。
例えば、EX31を例にあげますと・・・
船の全長と全幅によって、保管金額が変わるということです。
例えば、EX31を例にあげますと・・・
EX31 https://www.yanmar.com/jp/marinepleasure/pleasureboat/ex31/
標準タイプ 全長:9.49m 全幅:2.75m
なるほど。カタログを見ると、このように書いています。
しかしこれだけで判断するのは早計です!
基本的に最前部から最後部まで艤装品を含んだ実測寸法で計測する保管施設が多く見受けられます。
標準タイプ 全長:9.49m 全幅:2.75m
なるほど。カタログを見ると、このように書いています。
しかしこれだけで判断するのは早計です!
基本的に最前部から最後部まで艤装品を含んだ実測寸法で計測する保管施設が多く見受けられます。
実測寸法とは、ドライブ等の推進機、バウパルピット、トランサムステップなどの
オプションを装着している場合のそれらを含んだ長さのことを指します。
オプションを装着している場合のそれらを含んだ長さのことを指します。
(EX31 アフトデッキ)
もし上記の画像のようにトランサムステップを艤装した場合、
実測寸法:9.99mとなるので、十分ご注意ください。
(こちらもマリーナによって規定がありますので、ご確認ください。)
よし!ここまでの課題はクリアしたし、あとは契約するのみ!
しかし、最大の課題が待ち構えていた!
「保管場所がどこも空いていない問題!!」 (少し大袈裟ですが・・・)
マリーナが満杯で、空き待ち状態ということもしばしばありますので、
ぜひ船の購入をご検討される際は、
検討されるタイミングで保管場所探しも一緒にされることをおススメします。
もしくは、ボート購入の納期と合わせて、先に保管場所を決めておくのも一つの方法かと思います。
実測寸法:9.99mとなるので、十分ご注意ください。
(こちらもマリーナによって規定がありますので、ご確認ください。)
よし!ここまでの課題はクリアしたし、あとは契約するのみ!
しかし、最大の課題が待ち構えていた!
「保管場所がどこも空いていない問題!!」 (少し大袈裟ですが・・・)
マリーナが満杯で、空き待ち状態ということもしばしばありますので、
ぜひ船の購入をご検討される際は、
検討されるタイミングで保管場所探しも一緒にされることをおススメします。
もしくは、ボート購入の納期と合わせて、先に保管場所を決めておくのも一つの方法かと思います。
保管場所は陸上保管?それとも海上保管?
それぞれのメリット・デメリットをご紹介
そもそもボートを保管する際に、
「陸上で保管したらいいの?それとも海上で保管したほうがいいの?」
どちらの環境を選択すれば、いいんだろうかと疑問に思われるかもしれません。
そこで今回
それぞれの環境のメリット、デメリットについて、お話ししたいと思います。
「陸上で保管したらいいの?それとも海上で保管したほうがいいの?」
どちらの環境を選択すれば、いいんだろうかと疑問に思われるかもしれません。
そこで今回
それぞれの環境のメリット、デメリットについて、お話ししたいと思います。
陸上保管
【メリット】
やはりなんといっても「最低限のメンテナンスで保持できる」ことではないでしょうか。
もちろん、エンジンチェックなど定期的な管理は行う必要がありますが、
綺麗な状態をキープできるということは、下取りの際も高く見積もってくれる可能性は高いですよね。
あと、台風や大しけの際も、陸上保管であれば基本的に心配する必要も少ないので安心です。
【デメリット】
クレーンで海上に運ぶ上下架費用が出船のたびに発生してくることです。
(金額については契約条件により異なります。)
(クレーンで海上に運ぶ様子)
また、海上保管とは違い、時間の制約が出てくることになります。
行きたいときにすぐ行けないので、
マリーナの営業時間に合わせた出港計画が必要になってきます。
(前日に桟橋へ係留してくれるマリーナもありますのでご確認ください。)
行きたいときにすぐ行けないので、
マリーナの営業時間に合わせた出港計画が必要になってきます。
(前日に桟橋へ係留してくれるマリーナもありますのでご確認ください。)
海上保管
【メリット】
24時間、いつでも行きたいときに出船できるのが魅力ですね!
夜釣りや早朝の潮ねらいなど、時間を気にすることなく気ままに楽しむことができます。
海の上で、マリーナステイを楽しみたい!と思う方にも向いているのではないでしょうか。
【デメリット】
一番気になるのは、やはりボートが傷みやすいということです。
年中、海水に浸かっているわけですから、
船底にはフジツボが付着したり、
プロペラ周りは電食に侵されたり、
船底塗料を塗る、または塗り替えたり、
メンテナンスには陸上保管以上に気を配る必要があります。
船底をフジツボから守る船底シートカバーもありますので、対策を講じることは可能ですが、
特に自動排水栓がないボートであれば雨天の場合、雨水が溜まってしまうのでご注意ください。
24時間、いつでも行きたいときに出船できるのが魅力ですね!
夜釣りや早朝の潮ねらいなど、時間を気にすることなく気ままに楽しむことができます。
海の上で、マリーナステイを楽しみたい!と思う方にも向いているのではないでしょうか。
【デメリット】
一番気になるのは、やはりボートが傷みやすいということです。
年中、海水に浸かっているわけですから、
船底にはフジツボが付着したり、
プロペラ周りは電食に侵されたり、
船底塗料を塗る、または塗り替えたり、
メンテナンスには陸上保管以上に気を配る必要があります。
船底をフジツボから守る船底シートカバーもありますので、対策を講じることは可能ですが、
特に自動排水栓がないボートであれば雨天の場合、雨水が溜まってしまうのでご注意ください。
となると、やはり気になるのが結局、費用の部分なのかなと。
年に何回くらいボートを使用するのか、
所有するボートの種類は何か、など
を考慮したうえで決定する必要があります。
年に何回くらいボートを使用するのか、
所有するボートの種類は何か、など
を考慮したうえで決定する必要があります。
保管場所をひと工夫することで可能となる、
新しい余暇の過ごし方をご提案!
必ずしもお住いの地域から、近いエリアに適切な保管場所があるとは限りません。
また、都内や市内から近ければ近いほど、すでに埋まっていることもしばしば。
そうなったら、いっそのこと車を走らせて、
豊かな漁場に近い場所に保管するのも、一つの方法かもしれませんね!
また、都内や市内から近ければ近いほど、すでに埋まっていることもしばしば。
そうなったら、いっそのこと車を走らせて、
豊かな漁場に近い場所に保管するのも、一つの方法かもしれませんね!
例えば、関西の大阪市内からであれば、2~3時間車を走らせて、
京都随一の水揚げ量を誇る舞鶴周辺や、
温暖な気候に恵まれている淡路島、
もしくは和歌山の白浜まで足を延ばしたりと、
その先々で違った楽しみ方ができるかもしれません。
京都随一の水揚げ量を誇る舞鶴周辺や、
温暖な気候に恵まれている淡路島、
もしくは和歌山の白浜まで足を延ばしたりと、
その先々で違った楽しみ方ができるかもしれません。
週末はマイボートで釣りをして、そのままコテージを借り、
釣った魚を家族全員で調理し、みんなで楽しく食事する。
そういった新しい一家団欒の過ごし方や余暇の楽しみ方ができるかもしれませんね!
さて、次回は
「知らなかったじゃ済まされない!ボートオーナーに必要な船検のオキテとは?」です。
次回もお楽しみに!
釣った魚を家族全員で調理し、みんなで楽しく食事する。
そういった新しい一家団欒の過ごし方や余暇の楽しみ方ができるかもしれませんね!
さて、次回は
「知らなかったじゃ済まされない!ボートオーナーに必要な船検のオキテとは?」です。
次回もお楽しみに!